コラムVol.13 腐らないトマト・完熟しないメロン(後編)
- S
- 3月17日
- 読了時間: 3分

皆さんは、収穫後に熟さないメロンを見たことがありますか?
「それはきっと偽物だろう?」と思うかもしれません。
しかし、このメロンは本物、もちろん畑で収穫したものです。農家が大切に育てた後、追熟させるためにいつものように納屋に保管していました。
しかし、そのメロンはどれだけ待っても甘さが出てこなかったのです。
この不思議なメロンも、実はミネラル塩のみで育てられたものでした。
「肥料が少ないと良いトウモロコシにはならんのよ。」
私が親しくさせていただいている農家から聞いた話です。
甘いトウモロコシには、やはり甘い肥料が必要なのでしょうか? 私は砂糖でも使うのかと考えましたが、実際にはそんなことはなく、基本的には窒素・リン酸・カリの三大栄養分を与えるのが一般的です。
しかし、例のSさんが送ってきたトウモロコシは違っていました。12月に届いた小ぶりなトウモロコシ。見た目は普通でしたが、ひと口食べると驚くほど甘かったのです。
「この時期に、こんなものが育つなんて…?」
電話で確認すると、彼はやはり三大栄養分を一切使わず、ミネラル塩のみで育てていたのです。
「味は夏のトウモロコシと何も変わらない。」
Sさんがすごいのか、それともミネラル塩が驚異的な力を持っているのか— その答えに思いを巡らせながら、私は送られてきたトウモロコシを頬張りました。
植物の奇跡は、人間にも通じるのでしょうか?
このような現象が、果たして私たち人間の健康にも関係しているのでしょうか?
実は、ピラミッドの労働者たちは、塩を支給されていたという記録があります。彼らは塩を摂ることで、長時間の過酷な労働にも耐えられたとされています。
しかし、現代では「減塩」が推奨され、塩はまるで健康の敵のように扱われています。
「塩は血圧を上げる」という説。それが定説になったのは、果たして科学的な裏付けがどれほどあるのでしょうか? 最近では、「塩は血圧を上げない」とする研究も発表されています。

減塩は本当に必要なのでしょうか?
厚労省は一日の塩分摂取量を6g以下に制限するよう推奨しています。しかし、本当にそれが正しいのでしょうか?
確かに、過剰な塩分摂取は健康リスクを高めます。しかし、塩は生きるために不可欠な栄養素でもあります。特に、ミネラルを多く含む自然塩は、単なる「塩分」ではなく、「生命に必要な栄養素の宝庫」なのです。
「塩を摂るべきか、減らすべきか?」それは、単なる健康管理の問題ではなく、あなたの体と未来に関わる大切な選択なのです。
あなたの健康意識が未来を変えます
この話を読んで、「自分の健康のために何を選ぶべきか?」と考えたあなたは、すでに一歩先を行っています。
健康な体を維持するには、ただ流行に流されるのではなく、自ら選び、試し、確かめることが重要です。
無農薬・無肥料栽培の可能性、ミネラル塩の働き、そして塩と健康の真実を探求し続けることが、これからの時代に求められる知識ではないでしょうか?
あなたの選択が、未来のあなた自身と家族の健康を決めるのです。
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