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コラムvol.8  悪玉菌だけが悪者?〜腸内細菌のお話

腸内には、大まかに分けて、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類が存在します。腸内フローラ(腸内細菌叢)のバランスは、健康に大きな影響を与えます。

健康に良いのは善玉菌で、腸内環境を改善する働きをします。悪玉菌はその逆で、名前からして悪いことになっています。

どっちつかずの日和見菌は通常、特に重要視されませんが、腸内環境が乱れると悪玉菌の仲間に加わることもあります。人間界でもこの類のものはニュースには出てきません。普段はひっそりと暮らしているのです。


悪玉菌は、腐敗物質を作り出します。かなり厄介です。例えば、硫化水素、インドール、臭い物質です。極めつけは、メチルメルカプタン。ドブ臭の代表格です。これらの悪臭物質が体をめぐりだすのは、身体にとっては毒でしかありません。汗の臭いにも関係しています。


一方、善玉菌は発酵だと考えたら分かりやすいです。発酵食品の良いところは、健康に寄与してくれそうな、腸内環境を整える有益な物質を生成するところです。善玉菌はまた、幸せホルモンであるセロトニンの部品を生成し、私たちの精神的な健康にも寄与します。たくさん作って私たちをもっと幸せにしてほしいですね。


しかし、ちょっと待ってください!


善だ、悪だと分類しても、実際に彼らを養っているのは私たち人間です。私たちの食事が彼らのエサとなっています。悪玉菌も私たちの食事から栄養を得ているのです。したがって、悪玉菌に腐敗物質を作らせているのは、結局のところ私たちの食事内容です。悪玉菌だけを責めても問題は解決しません。


腸内環境を整えるためには、バランスの取れた食事、プロバイオティクスやプレバイオティクスを含む食品の摂取、適度な運動、そしてストレス管理が重要です。これにより、善玉菌を増やし、悪玉菌の影響を最小限に抑えることができます。


腸内環境の改善は、全身の健康に直結しています。今日から、腸内フローラを意識した生活を始めましょう。



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