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コラムvol.7 水の不思議な旅〜クラスターから名水までの探求

水は私たちの生活に欠かせない存在ですが、その性質は一見単純なようでいて、実は多様で複雑です。


物理の時間では、水の分子はH₂Oと習いました。なので、H₂Oがコップの中に入っている

ものと思っていたら、H₂Oが一つずつではなく繋がった状態で存在しているのだとか。そして、そのような状態をクラスター分子と言うのだとか。たくさん繋がったり、切れて小さくなったり。物質を溶かす能力が違ってきたり、粘度が変わったり。日常生活では全く気にするほどの影響はないと思います。


水が変わったと思えるのは、水に溶けたミネラルの量や種類によってです。例えば、地下を通過する過程でさまざまな岩盤と接触することで、水はその石の種類によって異なる特性を帯びるのです。そうした水は、時に甘い味を感じさせることもあります。せっかく瑞穂の国にいるのですから美味しい水を飲みたいものです。


私はメダカを飼っているのですが、そこでも水の違いを体験しました。普段は水道水を使用していましたが、あるとき近くの名水を使ったところ、水槽内で藻が急に繁殖し始めました。こういう違いは生物に興味がある人にはワクワクですよね。

なにかわからないけれど、この名水には生き物を育てる力がありそうだ。と推論してしま

うのです。(ちなみにこの藻の種類はアオミドロで、きれいな水の中で繁殖します)

時間があるときに詳しく実験してみようと思ってます。(まるで小学生なみです(笑))


水の科学は、私たちの想像以上に奥深く、興味深いものです。水の異なる性質を理解することは、日常生活における水の使用方法や、私たちの健康に対する認識を変えるかもしれません。



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